GⅢで好走歴があり2戦2勝の福島コースで
前走凡退からの一変が見込めるアノ馬に注目！
過去データから見る1着予想
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2018年4月21日（土）
福島競馬11レース（15時25分発走）
第15回 福島牝馬ステークス（GⅢ）
福島芝1800m・4歳以上別定
《福島牝馬ステークスの見どころ！》
福島牝馬ステークスが行われる福島芝1800mは4コーナーを回り切った先のスタンド前にスタートゲートが設置される条件で、最初のコーナーに差し掛かるまでの距離が約300mと短くなっている事から、平均やや速めのペースになるケースが大半を占めていますが、コーナーを4度回る小回りコースですので、基本的には「逃げ・先行脚質有利」という傾向が色濃くなっています。過去に福島芝コースと同じ直線が短いコースで結果を出している馬に注意するのはもちろん、過去5年の馬番別成績を見てみると、6番が【4-0-1-0】で複勝率100％という驚異的な数字を叩き出していますから、福島牝馬ステークスのラッキーナンバーを引き当てた馬は必ず馬券の買い目に加えるようにしましょう！
《福島牝馬ステークスのチェックポイント》
①過去5年の年齢別成績データ！重賞勝ちで勢いに乗るアノ馬がまさかの不利データ該当…。
まずは、過去5年の年齢別成績から福島牝馬ステークスの馬券作戦に使えそうなデータを探っていきましょう。過去5年の福島牝馬ステークスで最も相性が良いのは3勝・2着2回の5歳（エンジェルフェイス・キンショーユキヒメ・ゲッカコウ・シャララ・デンコウアンジュ・ベアインマインド・レイホーロマンス・ワンブレスアウェイ）で、6歳以上（デルマサリーチャン・トーセンビクトリー・ノットフォーマル・ロッカフラベイビー）のベテランも過去5年で2勝を挙げている事が分かりました。逆に、競走馬のピークに差し掛かっているはずの4歳（カワキタエンカ・サルサディオーネ・ブラックオニキス）は0勝・2着3回という微妙な結果に終わっていますので、中山牝馬ステークス勝ちで勢いに乗っているカワキタエンカにとっては嫌なデータが存在している事になります。
②過去5年の前走レース別成績データ！結びつきが強いのは同距離のアノ重賞！
続いて、過去5年の前走レース別成績を見ていきます。福島牝馬ステークスは1800mという非根幹距離で行われる事もあって、前走で1600m～2000m程度の距離を使ってきた馬が多数出走しているのですが、その中で好結果を残しているのは過去5年で4勝を挙げている前走中山牝馬ステークス組（エンジェルフェイス・カワキタエンカ・キンショーユキヒメ・ゲッカコウ・トーセンビクトリー・ブラックオニキス・レイホーロマンス・ワンブレスアウェイ）になっていますので、前走中山牝馬ステークス組を中心にした馬券作戦を組み立てる必要がありますね。また、前走中山牝馬ステークスで10番人気以下だった馬が過去5年の福島牝馬ステークスで2勝している、というデータも発見しましたので、前走中山牝馬ステークスかつ10番人気以下のデータに該当しているゲッカコウ・ブラックオニキスの走りにもご注目ください。
③福島芝1800mの騎手別成績データ！上位人気必至のアノ馬とコンビを組むジョッキーに不穏なデータが…。
最後に、福島牝馬ステークスが行われる福島芝1800mの騎手別成績（集計期間は2014/4/12～2018/4/15）からコース相性の良いジョッキーを探し出していきます。今年の福島牝馬ステークスに参戦予定のジョッキーの中で、集計期間内にトップの勝率（17.1％）を挙げているのは蛯名正義騎手（デンコウアンジュ）で、吉田隼人騎手（ブラックオニキス）・北村宏司騎手（ロッカフラベイビー）も集計期間内に勝率10％以上のという好結果を残している事が分かりました。一方、池添謙一騎手（カワキタエンカ）は5回しか騎乗していませんが、集計期間内に福島芝1800mで勝った事がない、という点は引っ掛かりますし、津村明秀騎手（ワンブレスアウェイ）も勝率3.6％という低調な結果に終わっていますので、馬券の買い目に迷った時は福島芝1800mで良い結果を残しているジョッキーから勝負してみるのも良いかもしれません。
《過去データから見る福島牝馬ステークスの1着予想》
🐎ゲッカコウ
年齢別成績データ（5歳）と前走レース別成績データ（中山牝馬ステークス）の好走データに該当しているこの馬の走りに注目しています。父ロージズインメイ・母父シンボリクリスエスというかなり地味な血統の持ち主ですけど、3歳時のGⅢ・フラワーカップで2着に入るなど、重賞で好走した実績がありますし、3走前のOP・ディセンバーステークスでもグレーターロンドンに先着していますので、牝馬限定のGⅢならば好勝負に持ち込めるのでは？と予想しています。前走の中山牝馬ステークスは6着に敗れましたが、勝ったカワキタエンカからは0.4秒しか離されていないので、前走の負けはそこまで気にする必要がないでしょう。前走の内容がまずまずで、2戦2勝の好相性を誇る福島芝コースに替わる今回こそが最大の狙い目になるのではないでしょうか。
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2017/04/22 第14回 福島牝馬S（GⅢ）【ウキヨノカゼ】
