フィリーズレビュー2020予想【追い切り後分析】追い切り(CW)単走で気性面の成長がうかがえる走りを披露していたアノ馬に◎！マイル以上の近走は度外視！ペース流れやすい距離短縮は大歓迎！
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2020年3月15日（日）
阪神競馬11レース（15時35分発走）
第54回報知杯フィリーズレビュー（G2）
阪神芝1400m 3歳牝馬定量
★フィリーズレビュー2020★
★追い切り情報★
※追い切り時計・内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 カリオストロ（牝3歳 松山弘平 54kg）
11日（水）：栗東CW6ハロン86.2-69.4-53.5-39.0-12.1
3歳オープン・エグレムニとの併せ馬を敢行し、1馬身併走遅れを喫しました。目一杯に追ったわけではないので、併走遅れを喫するのは致し方ない事かもしれません。ただ、併走相手が攻め駆けするタイプだったとはいえ、フィニッシュ地点手前であっさり交わされていましたから、休養明け初戦の分の割引が必要なデキなのかな？というネガティブな印象を持っています。
1枠2番 パフェムリ（牝3歳 西村淳也 54kg）
11日（水）：栗東坂路4ハロン56.0-41.4-26.6-12.8
※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略
2枠3番 フェアレストアイル（牝3歳 坂井瑠星 54kg）
11日（水）：栗東坂路4ハロン54.4-39.0-25.7-12.9
坂路単走追い。ゲート難の課題を抱えている馬ですから、発馬が決まるのかどうか…というところが勝敗の分かれ目になるかと思いますが、終い重点だったとはいえ、道中の折り合いもバッチリで、スピード感あふれる動きを見せた最終追い切りの内容はなかなか良かったので、状態面の不安はありません。
2枠4番 メルテッドハニー（牝3歳 斎藤新 54kg）
11日（水）：美浦坂路4ハロン54.0-39.5-25.7-12.9
坂路単走追い。関西圏への長距離輸送を控えていますので、終い重点の軽い内容に留めていますけど、馬体重390kg台の華奢な馬で、脚色も弱々しく、完成途上の状態なのかな？というネガティブな印象を持っています。
3枠5番 エーポス（牝3歳 岩田康誠 54kg）
11日（水）：栗東坂路4ハロン52.1-37.5-24.7-12.4
坂路単走追い。若い牝馬特有の線の細さが目立つ形ではありましたが、グッと重心を低くしたスピード感あふれるフォームで坂路を軽やかに駆け上がる、という完成度の高い走りを披露していましたので、高いレベルのデキを維持した状況でレース当日を迎える事ができそうです。
3枠6番 ナイントゥファイブ（牝3歳 松田大作 54kg）
11日（水）：栗東坂路4ハロン53.0-38.0-24.9-12.4
※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略
4枠7番 ヤマカツマーメイド（牝3歳 池添謙一 54kg）
11日（水）：栗東CW6ハロン78.2-63.0-49.9-37.8-13.3
4歳オープン・メイショウショウブとの併せ馬を敢行。序盤からビュンビュン飛ばしていたスパーリング相手のメイショウショウブを深追いしてしまった影響で終いの脚が鈍り、ラスト1ハロン13.3秒という平凡な時計に留まっています。ただ、昨年末のG1・阪神ジュベナイルフィリーズで5着を確保している実績馬ですから、能力の違いで他馬を完封する可能性も否定できません。
4枠8番 ソーユーフォリア（牝3歳 浜中俊 54kg）
11日（水）：美浦W5ハロン69.9-54.1-39.9-12.5
Wコース単走追い。ラスト1ハロンで12.5秒というまずまずの時計をマークしていますけど、終始頭の位置が高く、鞍上の制御が利かなくなっている印象もあるので、状態面の上積みを期待するのは難しいかと思います。
5枠9番 クーファイザナミ（牝3歳 シュタルケ 54kg）
11日（水）：栗東CW4ハロン52.2-38.2-11.9
馬体重400kg～410kgの小柄な牝馬ですから、腹回りが少し巻き上がっているようにも見えるのですが、小気味いいフットワークでCWコースを駆け抜け、元気いっぱいな姿を披露していたので、状態面の不安はありません。
5枠10番 ヴァラークラウン（牝3歳 古川吉洋 54kg）
12日（木）：栗東CW6ハロン83.9-67.3-51.5-38.0-12.0
CWコース単走追い。年明け初戦になりますけど、軽やかな脚さばきでCWコースを一気に駆け抜けていましたので、状態面の不安はありません。ただ、スピード一辺倒の短距離特化型ですから、1400mという舞台設定はベストではないと思います。
6枠11番 ケープコッド（牝3歳 M・デムーロ 54kg）
11日（水）：美浦W4ハロン48.6-36.0-12.4
3歳未勝利・スルーザリミッツとの併せ馬を敢行し、5馬身先着。格下との併せ馬だったとはいえ、脚力の違いで併走相手を一気に突き放す走りは圧巻でしたし、1週前追い切り（美浦W5ハロン67.7-52.3-38.7-13.2）でもまずまずの時計を出していますから、年明け初戦という状況でも水準以上のデキには仕上がっているかと思います。ただ、一本調子で突っ走ってしまうタイプなので、1400mへの距離延長はあまり歓迎できません。
6枠12番 ルーチェデラヴィタ（牝3歳 幸英明 54kg）
11日（水）：栗東CW6ハロン83.7-66.3-51.7-38.5-12.3
CWコース単走追い。パドックで一気にテンションが上がってしまうタイプなので、レース当日の落ち着き次第…という面こそありますが、シンガリ負けを喫した阪神ジュベナイルフィリーズからひと息入った今回の最終追い切りは道中の折り合いもバッチリで、首を上手く上下させながら、バネの利いたフットワークを披露し、ラスト1ハロン12.3秒の好時計を叩き出していますから、気性面の成長がうかがえる今回は一変があっても不思議ない状況です。
7枠13番 ミズリーナ（牝3歳 武豊 54kg）
11日（水）：栗東坂路4ハロン55.5-39.7-25.8-12.7
6歳2勝クラス・リガスとの併せ馬を敢行し、併走同入。4ハロン55.5秒の全体時計が示す通り、軽い内容に留めていて、フィニッシュ地点を通過するまで余力たっぷりの手応えを保っていたのですが、併走相手に並びかけてからの反応がイマイチだったので、可もなく不可もなし程度の評価が妥当だと思います。
7枠14番 アヌラーダプラ（牝3歳 三浦皇成 54kg）
11日（水）：美浦W5ハロン66.9-51.6-37.8-12.0
Wコース単走追い。頭の位置がやや高かった点は気掛かりですけど、短距離向きの馬ならではのピッチ走法でWコースを一気に走り抜けていましたし、1週前追い切り（美浦W5ハロン66.1-51.1-37.7-12.0）と遜色ない時計をマークしていますから、状態面の不安はないかと思います。でも【関西圏への長距離輸送を挟んでの実戦は初めて】なので、レース当日のパドックの気配をしっかりチェックしたいところです。
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7枠15番 マテンロウディーバ（牝3歳 藤岡佑介 54kg）
11日（水）：栗東CW6ハロン85.5-68.8-53.4-39.1-12.0
CWコース単走追い。フィニッシュ地点を通過するまで馬なりの手応えを保ち、終いの脚を活かす形の追い切りでしたが、道中の折り合いもしっかりついていましたし、馬体重400kg前後の小柄な馬とは思えないくらい、力強いフットワークを披露していましたから、直線でスムーズさを欠いた前走（紅梅ステークス3着）からの巻き返しがあっても不思議ない状況です。
8枠16番 ラボエーム（牝3歳 秋山真一郎 54kg）
11日（水）：栗東CW5ハロン70.5-53.9-39.8-13.0
CWコース単走追い。黄色のメンコを着用した状態でCWコースに登場し、スムーズな脚さばきを披露していたのですが、スピード感を欠いていて、エンジンの掛かりもイマイチ…という乏しい内容の追い切りに留まっていますし、地方の佐賀競馬で初勝利を挙げたばかりの存在ですから、一気の相手強化となる今回は様子見程度の評価が妥当だと思います。
8枠17番 ソフィアバローズ（牝3歳 菱田裕二 54kg）
11日（水）：栗東坂路4ハロン55.0-39.8-25.8-12.8
坂路単走追い。リズミカルなフットワークで坂路を登板していたのですが、道中で舌を出し、気難しい面をのぞかせていましたし、芝1200mの条件で未勝利を脱出した馬ですから、1400mへの距離延長もあまり歓迎できません。
8枠18番 エヴァジョーネ（牝3歳 和田竜二 54kg）
11日（水）：栗東芝6ハロン80.1-64.1-50.0-36.7-11.8
4歳2勝クラス・ラストヌードルとの併せ馬を敢行し、2秒近く先行していたスパーリング相手に併走同入に持ち込んだフィニッシュ地点を迎えています。ダートの新馬戦を勝ち上がったばかり…という格下の存在ですけど、芝コースの最終追い切りでは素軽いフットワークを見せていたので、芝コース替わりがマイナスに働く事はなさそうです。
★フィリーズレビュー2020★
★追い切りランキング★
1位 ケープコッド
（併走相手を一気に突き放す圧巻の最終追い！）
2位 ルーチェデラヴィタ
3位 アヌラーダプラ
4位 マテンロウディーバ
5位 エーポス
★フィリーズレビュー2020★
★予想オッズ★
①人気 アヌラーダプラ 4.3倍
②人気 ヤマカツマーメイド 4.6倍
③人気 カリオストロ 6.0倍
④人気 ケープコッド 6.5倍
⑤人気 マテンロウディーバ 9.1倍
★フィリーズレビュー2020★
★展開予想★
カリオストロ、ヴァラークラウンの2頭が前走で逃げる競馬を見せていて、他にも前々のポジションを確保したい先行脚質の馬がけっこうそろっていますけど、序盤からビュンビュン飛ばす馬は見当たらないので、どの馬が逃げる事になっても、極端なハイペースにはならず、前半600m通過34秒台半ばの平均ペースを形成するのでは？と予想しています。2週前に行われた同じG3・阪急杯でも差し馬が上位争いに加わっているように、道中で息が入りにくい阪神芝1400mは脚質不問の舞台ですから、差し・追い込み脚質の馬の台頭にも警戒したいところです。
★フィリーズレビュー2020★
★追い切り後分析／注目馬★
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【◎ルーチェデラヴィタ】
CWコース単走で機敏な動きを披露し、レース間隔が空いた中でも十分な仕上がりにあるこの馬を本命に抜てきします。近走の結果が振るわない分、評価を下げる形になりそうですが、道中で気負ってしまうタイプなので、1600m以上の距離だとどうしても直線での末脚が鈍ってしまいます。ただ、淀みないペースで流れる芝1400mの舞台であれば、道中の折り合いに気を遣う必要がありませんし、昨年末よりも追い切りで折り合いがつくようになっていますから、追い切りの内容が格段に良くなり、距離短縮も強調材料となる今回こそが最大の狙い目になるのでは？と考えています。
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おすすめ軸馬 258戦218勝(244/258)
勝率84.4％馬券圏内率94.5％
気になる軸馬 390戦305勝(369/390)
勝率78.2％馬券圏内率94.6％
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