ヴィクトリアマイル2021予想【出走予定馬分析(前編)】1週前追い切り(グランアレグリアなど)情報!注目は速い流れ確実なマイル戦で気ムラな面を解消できそうなアノ馬!
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— レッドアタックの競馬予想 (@red_keiba) May 11, 2021
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2021年5月16日(日)
東京競馬11レース(15時40分発走)
第16回ヴィクトリアマイル(G1)
東京芝1600m 4歳以上牝馬定量
★ヴィクトリアマイル2021★
★予想オッズ★
①人気 グランアレグリア 1.2倍
②人気 レシステンシア 6.0倍
③人気 デゼル 10.8倍
④人気 マジックキャッスル 15.9倍
⑤人気 テルツェット 23.5倍
★ヴィクトリアマイル2021★
★出走予定馬の顔ぶれ★
アフランシール
(牝5歳 父ハーツクライ・母ルシュクル)
前走;福島牝馬S8着(新潟芝1800m:1分47秒2)
1週前登録の段階ではレッドベルディエスとともに抽選対象となっていましたが、収得賞金上位のシャドウディーヴァが出走回避を表明したことでヴィクトリアマイルの出走枠にギリギリ滑り込む形となりました。レース間隔が詰まっていることもあり、1週前追い切り(美浦坂路4ハロン57.0-41.7-27.4-13.6)は軽く流す程度の内容に。最終追い切りではしっかりと時計を出してきそうな印象ですけど、キャリア4勝のうち3勝を挙げている1400mがベスト距離なので、強気に推奨するのは難しい状況です。
イベリス
(牝5歳 父ロードカナロア・母セレブラール)
前走:阪神牝馬S6着(阪神芝1600m:1分32秒3)
年明け初戦のG3・京都牝馬ステークス(阪神芝1400m)で鮮やかな逃げ切り勝ちを決めている徹底先行型。4戦連続でハナを奪取する形に持ち込んでいますから、スピードで押し切る競馬を持ち味にしているイベリスのレース運びが展開のカギを握っているのは間違いないでしょう。ただ、3歳時にマイル重賞のアーリントンカップを勝っているとはいえ、マイペースの単騎逃げに持ち込んだ前走・阪神牝馬ステークスで伸び負けしているように、マイルの距離は微妙に長いので、多少の割引が必要です。
※1週前追い切り動画が公開されていないため、追い切り解説は省略
クリスティ
(牝4歳 父キズナ・母ホワイトアルバム)
前走:六甲S1着(阪神芝1600m:1分33秒8)
2走前のG3・ターコイズステークス(中山芝1600m)で12着に大敗したものの、年明け初戦となった前走・六甲ステークスで逃げ切り勝ちを決め、オープン入り後初勝利を挙げた上がり馬です。伸びやかなストライドでラスト1ハロン11秒台のハイラップを計測した1週前追い切り(栗東CW6ハロン82.5-66.8-52.3-38.4-11.8)の内容も良く、状態面の不安はありませんけど、母父クロフネの血が色濃くなっているタイプで、時計を要する馬場の方が合いますから、決着時計が速くなりそうな場合は評価を割り引く必要があります。
グランアレグリア
(牝5歳 父ディープインパクト・母タピッツフライ)
前走:大阪杯4着(阪神芝2000m:2分02秒5)
昨シーズンの混合マイルG1タイトルをコンプリート(安田記念、マイルチャンピオンシップ)した現役最強マイラー。初めて芝2000mに投入した前走・大阪杯は勝負どころで伸び負けする形でしたが、タフな馬場への対応に苦労していただけでなく、初距離の影響で鞍上もいつも以上に慎重な騎乗をしていたので、不利な条件が重なった前回凡退は度外視可能な内容だと考えたいところ。1週前追い切り(美浦W6ハロン81.8-66.1-51.7-38.4-12.8)でも折り合いバッチリで具合の良さがうかがえる動きを披露しましたけど【●●●●●●●】ですから、取りこぼしがあっても不思議ない状況です。
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サウンドキアラ
(牝6歳 父ディープインパクト・母サウンドバリアー)
前走:高松宮記念6着(中京芝1200m:1分09秒6)
1年前のヴィクトリアマイルでアーモンドアイに次ぐ2着を確保。重賞3連勝の勢いそのままに連対をキープした1年前よりも臨戦過程が悪くなっているのは明らかですけど、前走・高松宮記念は初めての芝1200mで速い流れへの対応に苦しんでいましたから、マイルへの距離延長で道中の追走が楽になる点は追い風になりそう。メンバー唯一の6歳馬で若いライバルたちに見劣る印象もありますが、得意のマイル戦で一矢報いる場面があっても不思議ない存在です。
※1週前追い切り動画が公開されていないため、追い切り解説は省略
スマイルカナ
(牝4歳 父ディープインパクト・母エーシンクールディ)
前走:ダービー卿CT14着(中山芝1600m:1分34秒2)
2020年のG1・桜花賞で3着に逃げ粘るなど、マイル路線で実績を積み上げてきた徹底先行型。3歳シーズンの暮れあたりから2・3番手のポジションで折り合いに専念する形が板についてきているので、展開に左右されにくい点はプラスに働くかと思います。単走の1週前追い切り(美浦W5ハロン65.0-49.4-36.7-11.9)では機敏なフットワークを披露し、叩き2戦目の上積みが見込める状況ですけど、究極の上がり勝負になると分が悪いので、ひと雨降って、渋った馬場でレース当日を迎えるのが理想です。
ダノンファンタジー
(牝5歳 父ディープインパクト・母ライフフォーセール)
前走:高松宮記念12着(中京芝1200m:1分10秒0)
時計の速い馬場だとパフォーマンスが上昇するものの、緩い馬場になってしまうと終いの決め手を欠く…というディープインパクト産駒の長所短所を忠実に受け継いでいる5歳牝馬。藤岡佑介騎手と初コンビを組んだ昨年末のG2・阪神カップでインディチャンプ相手に勝ち切っているように、高い能力を持ち合わせているのは明らかですし、単走の1週前追い切り(栗東芝5ハロン65.5-49.1-35.5-12.0)でもスナップの利いた脚さばきを披露して、好状態に仕上がっていますから、5着入線だった1年前のヴィクトリアマイル並みかそれ以上の結果を残す可能性も十分あるかと思います。
テルツェット
(牝4歳 父ディープインパクト・母ラッドルチェンド)
前走:ダービー卿CT1着(中山芝1600m;1分32秒6)
先日の国際G1・クイーンエリザベス2世カップを優勝したラヴズオンリーユーの近親にあたる良血馬で、重賞初挑戦となった前走・ダービー卿チャレンジトロフィーで目の覚めるような末脚を繰り出し、あっさり重賞タイトルを奪取してみせた好素質馬が遂にG1へとエントリー。引っ張りっきりの手応えから鋭い決め手を発揮した1週前追い切り(美浦W5ハロン67.6-52.7-39.1-12.4)の内容も上々でしたし、マイルで4戦4勝の成績が示す通り、底を見せていない点も魅力ですから、一気の相手強化となる今回も楽しみな存在としてピックアップしておきたいです。
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キビキビとした脚さばきでラスト1ハロン好時計を叩き出した1週前追い切り(坂路4ハロン54.3-38.4-24.2-11.8)の内容が良く、凡退続きからの変わり身が期待できるこの馬をヴィクトリアマイル事前展望<前編>のオススメ馬としてピックアップします。気ムラな面を持ち合わせている分、道中の流れが忙しくなるマイル戦で遊ぶ余裕がない点はプラスに働くはずなので、近走の結果度外視で狙ってみるのも面白いかと思います。
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