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2019年1月13日(日)
京都競馬11レース(15時45分発走)
第66回 日経新春杯(G2)
京都芝2400m 4歳以上ハンデ
《日経新春杯2019の見どころ!》
1995年から京都芝2400mの条件に固定されている1月の名物レースで、ステイゴールド(2001年)やルーラーシップ(2011年)といった種牡馬としても活躍している名馬が勝ち馬として名を連ねている日経新春杯。2017年の優勝馬・ミッキーロケットは日経新春杯で待望の重賞初制覇を決め、一気に飛躍していきましたし、昨年の優勝馬・パフォーマプロミスもその後にGⅡ・アルゼンチン共和国杯を制するなど、古馬の中・長距離路線で目覚ましい活躍を見せていますから、平成最後となる日経新春杯の勝ち馬が今後の重賞戦線の台風の目になる可能性も十分にあるのでは?と考えています。
特別登録段階の顔ぶれを見てみると、菊花賞で5着を確保したグローリーヴェイズや昨夏のラジオNIKKEI賞でフィエールマン相手に勝ち切ったメイショウテッコンといった強力4歳勢に対し、ハイレベルだったGⅡ・アルゼンチン共和国杯で僅差2着に入ったムイトオブリガードをはじめとする5歳以上の馬たちがどんな戦いを繰り広げるのか、というところがポイントになりそう。先週の京都金杯は4歳馬・パクスアメリカーナが先輩馬たちを一蹴していますけど、2週連続で4歳馬が世代のレベルの高さを示す事になるのでしょうか。
《日経新春杯2019のチェックポイント》
※出走馬確定前の分析になります
①過去5年の単勝人気別成績データ
1番人気【2-2-0-1】
2番人気【2-1-0-2】
3番人気【0-0-0-5】
4番人気【0-1-3-1】
5番人気【0-0-0-5】
6番人気以下【1-1-2-43】
2016年2着・シュヴァルグランから3年連続で1番人気馬が2着以内を確保するなど、上位人気に支持された馬が好結果を残している一方、レース当日の単勝オッズが13.0倍以上になると【0-1-2-39】という厳しい結果に終わっていますから、ハンデ戦だからといって無理な穴狙いに打って出るのは危険です。
②過去5年の枠順別・年齢別成績データ
<枠順別成績>
1枠【2-0-0-5】
2枠【1-1-1-4】
3枠【0-2-1-5】
4枠【1-1-0-6】
5枠【0-0-1-9】
6枠【1-1-0-8】
7枠【0-0-2-9】
8枠【0-0-0-11】
真ん中から内寄りの枠(1枠~4枠)が4勝・2着4回という好結果を残していますので、4枠より内の枠に入った馬の中から馬券の軸馬を選ぶのが得策かもしれません。逆に、7枠・8枠の外枠勢は過去5年ベースで連対ゼロの厳しい結果に終わっていますから、7枠・8枠の不利な枠を引いてしまった馬の評価は割り引いた方が良さそうです。
<年齢別成績>
4歳【4-2-0-8】
5歳【0-2-3-12】
6歳【1-1-2-11】
7歳以上【0-0-0-26】
2010年の2着・トップカミングから2017年(1着・ミッキーロケット、2着・シャケトラ)まで、8年連続で連対を確保した4歳(アイトーン・アフリカンゴールド・グローリーヴェイズ・サラス・メイショウテッコン)が優勢。逆に、7歳以上(ケントオー・ダッシングブレイズ・マサハヤドリーム)は過去5年ベースで3着以内ゼロというかなり厳しい結果に終わっていますので、高齢馬よりも脂がのっている若い馬たちを狙っていくようにしましょう。
※2018年は4歳の出走ゼロ
③過去5年のハンデ別・前走着順別・前走単勝人気別成績データ
(ハンデ別成績)
53kg以下【0-1-2-21】
54kg【1-1-0-12】
55kg【3-1-0-8】
56kg【1-2-1-7】
56.5kg以上【0-0-2-9】
過去5年ベースで最多の3勝を挙げている55kg(グローリーヴェイズ・ケントオー・シュペルミエール・マサハヤドリーム・ルックトゥワイス)はもちろん、過去5年ベースで1頭ずつ勝ち馬を輩出している54kg(アイトーン)と56kg(ウインテンダネス・ダッシングブレイズ・ミライヘノツバサ・メイショウテッコン・ロードヴァンドール)もまずまずの好結果を残していますので、54kg・55kg・56kgのハンデを課された馬から馬券の軸馬を選ぶのがベターです。逆に、53kg以下の軽ハンデ(アフリカンゴールド・エーティーサンダー・サラス)と56.5kg以上の重いハンデ(ガンコ)は低調な結果に終わっています。
(前走着順別成績)
前走1着【1-3-2-5】
前走2着【1-0-0-8】
前走3着【0-1-2-0】
前走4着【0-0-0-3】
前走5着【1-0-0-1】
前走6着~9着【2-1-0-15】
前走10着以下【0-0-1-24】
前走10着以下(アイトーン・アフリカンゴールド・ガンコ・ダッシングブレイズ・ノーブルマーズ・メイショウテッコン・ロードヴァンドール)に大敗した馬は過去5年ベースで連対馬ゼロの低調な結果に終わっている一方、過去5年の連対馬10頭はすべて前走で一桁着順を確保(ウインテンダネス・エーティーサンダー・グローリーヴェイズ・ケントオー・サラス・シュペルミエール・マサハヤドリーム・ミライヘノツバサ・ムイトオブリガード・ルックトゥワイス)していますから、前走大敗組の評価は大きく割り引いた方が良さそうですね。
(前走単勝人気別成績)
前走1番人気【1-3-0-5】
前走2番人気【1-0-1-3】
前走3番人気【0-1-0-4】
前走4番人気【1-0-1-5】
前走5番人気【1-1-0-2】
前走6番人気~9番人気【0-0-1-8】
前走10番人気以下【1-0-2-29】
前走5番人気以内(サラス・シュペルミエール・ミライヘノツバサ・ムイトオブリガード・メイショウテッコン・ルックトゥワイス)が過去5年ベースで4勝・2着5回という好結果を残しています。一方、前走6番人気以下(アイトーン・アフリカンゴールド・ウインテンダネス・エーティーサンダー・ガンコ・グローリーヴェイズ・ケントオー・ダッシングブレイズ・ノーブルマーズ・マサハヤドリーム・ロードヴァンドール)から連対を果たしたのは1頭(2015年1着アドマイヤデウスだけ、という状況ですから、前走でそこそこの人気を集めていた馬の活躍に期待したいところです。
また【前走の上がり3ハロン6位以下】の条件に該当した馬(アイトーン・アフリカンゴールド・ウインテンダネス・エーティーサンダー・ガンコ・ダッシングブレイズ・ノーブルマーズ・ミライヘノツバサ・メイショウテッコン・ロードヴァンドール)は【0-1-2-33】(連対率2.8%)過去5年ベースで勝ち馬ゼロという状況になっていますので、買い目に迷った時は上記したデータを参考にしてみるのはいかがでしょうか。
上位人気確実な
メイショウテッコンなどが該当した
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《日経新春杯2019》
《過去データ分析から見るオススメ馬》
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【シュペルミエール】
前走着順別成績(1着)と前走単勝人気別成績(1番人気)の好走データに該当しただけでなく、1年前の勝ち馬・パフォーマプロミスと同じステイゴールド産駒というところもポイントが高いこの馬を過去データ分析のオススメ馬としてピックアップします。ハンデ(55kg)こそやや見込まれましたけど、前走から2.5kg斤量が軽くなっているのは事実ですし、今回と同じ京都芝2400mの条件で行われた2走前のレース(1年半以上の休養明け初戦)で勝ち馬から0.1秒差2着の接戦に持ち込んでいるように、コース実績がある点も魅力なので、昇級初戦となる状況でも互角以上の走りを見せてくれるのでは?と期待しています。
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