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2019年4月29日(月)
新潟11レース(15時35分発走)
第41回新潟大賞典(G3)
新潟芝2000m 4歳以上ハンデ
《新潟大賞典2019》
《枠順確定後追い切り展望》
※追い切り時計
内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 ミッキースワロー(牡5歳 横山典弘 57.5kg)
25日(木):美浦Wコース5ハロン68.8-52.4-38.7-12.8
Wコースでの単走追い。年明け初戦になりますので、腹回りに若干の余裕があるのかな?という印象を受けましたが、とても軽やかな脚取りでWコースを一気に駆け抜けていましたから、レース当日に発表された馬体重が大きく増えていなければ、トップハンデをもろともしない走りを見せても全く驚けない存在だと考えています。ただ、レース間隔が空いている事もあってか、いつも以上にテンションが高く、道中で折り合いを欠く形になっていましたから、レース当日の気配をしっかりチェックする必要がありそうです。
1枠2番 ショウナンバッハ(牡8歳 田辺裕信 54kg)
25日(木):美浦Wコース4ハロン51.8-36.5-12.0
Wコースでの単走追い。馬場の内側を走っていた分、4ハロン51.8秒という速い全体時計が出ています。かつては坂路追いを主体にしていたのですが、3着を確保した昨夏のG3・新潟記念あたりからWコース主体の調教パターンに切り替えていて、攻め駆けするタイプらしく、今回もキビキビとした活気十分な動きを披露していますので、水準以上のデキに仕上がっている、と考えるべきでしょう。
2枠3番 ランガディア(牡5歳 戸崎圭太 54kg)
25日(木):美浦Wコース4ハロン53.6-39.2-13.5
古馬1000万下・レッドフレイとの併せ馬を敢行し、1馬身先行していた併走相手に馬なりの手応えで並びかけていき、半馬身ほど先着したところでフィニッシュ地点を迎えています。脚取りが軽やかだったのはもちろん、引っ張りっきりの手応えで併走相手をねじ伏せるような走りを見せていますので、同厩・ロシュフォールと遜色ない程度のデキには仕上がっていると思います。
2枠4番 スズカデヴィアス(牡8歳 藤岡康太 57kg)
25日(木):栗東坂路4ハロン53.6-38.9-25.1-12.2
坂路での単走追い。やや頭の位置が高くなっていたのは気になりますけど、リズミカルな脚さばきでタフな坂路を一気に駆け上がっていましたので、良い意味で一連のデキを維持しているのは間違いないでしょう。ただ、大きな上積みが見込めるわけではありませんから、1年前よりも相手関係が強化された中で上位争いに加わるのは容易な事ではないと思います。
3枠5番 メートルダール(牡6歳 福永祐一 57kg)
25日(木):美浦Wコース5ハロン65.7-51.1-37.5-12.6
古馬1000万下・エニグマバリエートとの併せ馬を敢行し、4馬身先行していた併走相手に余力たっぷりの手応えを保ったまま並びかけ、最終的には1馬身ほど先着したところでフィニッシュ地点を迎えています。頭の位置が高い走法なのはいつもの事なので、気にする必要はありませんし、バネの利いた伸びやかな走りでWコースを軽やかに駆け抜けていましたから、好相性の新潟芝コースで復活を果たす可能性も十分あると思います。
3枠6番 ロシュフォール(牡4歳 ルメール 55kg)
25日(木):美浦Wコース4ハロン54.7-39.7-12.9
3頭併せの真ん中で両端を走る併走相手からプレッシャーをかけられる形になっていたのですが、終始馬なりの手応えを保っていたロシュフォールが併走相手2頭に余裕の先着を果たす、というド迫力なスパーリングを消化しています。昇級戦で55kgのハンデを課されるのは可哀想な気もしますけど、最終追い切りの動きは申し分ないので、デキの良さで見込まれたハンデを克服する可能性も十分あると思います。
4枠7番 アストラエンブレム(セ6歳 池添謙一 57kg)
25日(木):美浦Wコース4ハロン51.6-38.2-13.0
昨秋のG2・スワンステークスを優勝したロードクエストとの豪華な併せ馬を敢行。4馬身半先行していたロードクエスト相手に馬場の内めから余力たっぷりの手応えで一気に並びかけていき、互角の手応えを保ったまま併走同入に持ち込みました。馬場の内側を走っていた分、4ハロン51.6秒というやや速めの全体時計が出ていますけど、攻め駆けするロードクエストと互角のスパーリングを消化した点は高く評価できますので、水準以上のデキに仕上げてきた、という風に解釈すべきでしょう。
4枠8番 ブラックスピネル(牡6歳 三浦皇成 57kg)
25日(木):栗東坂路4ハロン51.8-38.0-25.3-13.0
古馬1600万下・セネッティとの併せ馬を敢行し、1馬身半ほど先着を果たしています。4ハロン51.8秒という速い全体時計をマークしたものの、ラスト1ハロン13.0秒の時計が示す通り、終いの伸びがイマイチでしたし、格下の併走相手に詰め寄られたところでフィニッシュ地点を迎えた点も気掛かりなので、急激な調子の上昇を期待するのが酷かと思います。
5枠9番 サンデーウィザード(牡7歳 津村明秀 56kg)
25日(木):栗東坂路4ハロン52.8-38.2-24.9-12.2
坂路での単走追い。4ハロン52.8秒というまずまずの全体時計をマークしていますけど、道中で内側にササるような形になっていて、バランスを欠いた走りに留まっていましたから、追い切り面からは強調材料は見当たりません。
5枠10番 エアアンセム(牡8歳 吉田隼人 57kg)
25日(木):栗東坂路4ハロン52.4-37.6-24.7-12.2
古馬1600万下・ジョイフルとの併せ馬を敢行し、2馬身半先行していた併走相手にクビ差先着したところでフィニッシュ地点を迎えています。前走(小倉大賞典5着)から約2ヶ月半レース間隔が空いている状況ですけど、格下相手とはいえ、併走相手を馬なりの手応えで煽っていましたから、久々の一戦でも本来の実力を発揮できる程度のデキには仕上がっていると思います。
6枠11番 ダッシングブレイズ(牡7歳 浜中俊 56kg)
25日(木):栗東CWコース6ハロン83.9-67.0-51.9-38.1-11.5
※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略
6枠12番 アウトライアーズ(牡5歳 丸田恭介 54kg)
25日(木):美浦Wコース4ハロン54.7-40.5-14.0
3歳未勝利・シゲルコハクとの併せ馬を敢行し、4馬身半先行していた併走相手を一気に追いかけていったものの、フィニッシュ地点手前で脚が鈍ってしまい、格下の併走相手に半馬身遅れという形に。前走(福島民報杯4着)でまずまずの走りを見せていますけど、ラスト1ハロン14.0秒の時計が示す通り、終いに伸びを欠く形に留まったのはいただけませんので、追い切り面から高い評価を与えるわけにはいきません。
7枠13番 クリノヤマトノオー(牡5歳 和田竜二 55kg)
25日(木):栗東CWコース4ハロン51.1-37.2-11.6
CWコースでの単走追い。頭の位置が高く、推進力に欠けるフォームだったので、良化の余地を残している馬だとは思いますが、4ハロン51.1秒-ラスト1ハロン11.6秒という全体のラップタイムは優秀ですから、この馬なりのデキには仕上がっていると思います。
7枠14番 ドレッドノータス(セ6歳 坂井瑠星 56kg)
25日(木):栗東坂路4ハロン53.9-39.5-26.2-13.3
坂路での単走追い。ラスト2ハロン26.2秒という時計は正直物足りませんけど、終いをサラッと流す程度の軽い内容に留めていましたので、終いの時計が遅くなるのは致し方ないところですし、力強いフットワークで坂路を勢い良く駆け上がっていましたから、一連のデキを維持しているのは間違いないと思います。
8枠15番 メールドグラース(牡4歳 レーン 54kg)
24日(水):栗東CWコース6ハロン82.5-67.5-53.2-39.5-12.3
CWコースでの単走追い。青いメンコに黄色のシャドーロール、という見栄えのする出で立ちで追い切られたのですが、頭を上手く上下させながら、リズミカルな動きを披露していましたし、追われてからの反応も上々だったので、高水準のデキをキープしているのは間違いないかと思います。
8枠16番 ルックトゥワイス(牡6歳 北村友一 55kg)
25日(木):栗東坂路4ハロン55.2-39.6-25.2-12.2
坂路での単走追い。4ハロン55.2秒という全体時計は平凡ですけど、新潟競馬場への輸送を挟む事を考慮すれば、最終追い切りを軽めの内容に留めた点は納得できますし、ラスト1ハロン12.2秒の時計が示す通り、終いにキッチリと脚を伸ばす事ができていたので、水準以上のデキでレース当日を迎える事ができそうです。ただ、過去5年の新潟大賞典のデータを調べてみたところ【母父ノーザンダンサー系】という血統背景の馬が過去5年ベースで【0-1-1-17】(連対率5.3%)という厳しい結果に終わっている事が判明しましたので、この不利データがルックトゥワイスの足を引っ張る可能性も否定できません。
日経新春杯で2着に好走した
ルックトゥワイスに関する
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《新潟大賞典2019》
《追い切りランキング》
1位 ロシュフォール
(余力たっぷりの手応えで3頭併せ最先着!昇級戦でも要注意!)
2位 エアアンセム
3位 アストラエンブレム
4位 ルックトゥワイス
5位 メールドグラース
《新潟大賞典2019》
《最終予想オッズ》
①人気 ロシュフォール 3.4倍
②人気 ミッキースワロー 4.0倍
③人気 ルックトゥワイス 4.6倍
④人気 メートルダール 7.1倍
⑤人気 エアアンセム 9.5倍
《新潟大賞典2019》
《展開予想》
確たる先行馬が見当たらない状況ですが、2走前の白富士ステークスで逃げ切り勝ちを決めているブリンカー着用のブラックスピネルが果敢にハナを奪い、前半1000m通過60秒台後半~62秒台のスローペースを形成するのでは?と予想しています。瞬発力勝負になる可能性が高く、上がり3ハロンの順位がそのままレースの着順に反映されそうな状況ですから、末脚特化型の馬から勝負したいところです。
《新潟大賞典2019》
《最終予想》
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【◎アストラエンブレム】
平成最後のJRA重賞・新潟大賞典は例年以上の混戦ムードとなっていますが、最終追い切りで重賞勝ち馬相手に互角の動きを見せ、年明け初戦の前走以上のデキに仕上がっている可能性が高いこの馬を本命に抜てきします。デビュー当初から気性面に大きな課題を抱えていた馬ですけど、馬券圏内を確保した近2走の走りを見る限り、明け6歳になったところでようやく去勢手術の効果が出てきた印象もありますし、馬群の外に出してから一気に脚を伸ばしてきた前走の走りを再現できれば、今回のメンバー相手でも十分通用する存在だと考えています。
おすすめ軸馬 178戦146勝(146-16-5-11)
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新潟大賞典2019【1番人気分析】ミッキースワロー【消去データ】6頭
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