【皐月賞2018】過去データから見る1着予想/前走の走りがインパクト大!外差しが決まる中山芝コースもプラスになるアノ馬をデータで推奨!

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2018年4月15日(日)

中山競馬11レース(15時40分発走)

第70回 皐月賞(GⅠ)

中山芝2000m・3歳限定

 

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《皐月賞の見どころ!》

 

2002年には単勝オッズ115.9倍(15番人気)という超人気薄だったノーリーズンが勝ち切ったり、7番人気ヴィクトリーと15番人気サンツェッペリンがワンツーフィニッシュを決めた2007年には3連単配当160万馬券が飛び出したり、と予想もつかないような大波乱決着になる事も珍しくな牡馬クラシック第一弾・皐月賞。過去5年の勝ち馬の単勝人気を振り返ってみても、2016年が8番人気(30.9倍)のディーマジェスティ、2017年が9番人気(22.4倍)のアルアイン、と単勝オッズ20倍以上の馬が2年連続で勝利しているほか、2013年のロゴタイプ以降、1番人気が4連敗中という本命党の皆さんにとって気になるデータも存在していますので、新聞やネット等で評価が低くなっている伏兵の台頭にも十分注意してください。

 

《皐月賞のチェックポイント》

 

①過去5年の前走着順別成績データ!GⅠで好走したアノ馬たちが不利データに該当…。

 

まずは、過去5年の前走着順別成績から混戦ムード漂う皐月賞の馬券攻略に使えそうなデータを探し出していきます。皐月賞と最も相性が良いのは過去5年で4勝・2着3回という好結果を残している前走1着(アイトーン・オウケンムーン・キタノコマンドール・ジェネラーレウーノ・ステルヴィオ)です。前走をしっかりと勝ち切り、勢いに乗っている馬の好走が目立っていますので、前走1着馬たちの台頭には十分注意してください。逆に、前走3着以下だった馬は【0-1-2-34】(連対率2.7%)という厳しい結果に終わっていますから、今年の登録馬の中で前走3着以下の不利データに該当しているグレイル・サンリヴァル・ジャンダルム・ジュンヴァルロ・スリーヘリオス・タイムフライヤー・マイネルファンロンは評価を割り引いた方が良さそうですね。昨年末のGⅠ・ホープフルステークスでワンツーフィニッシュを決めているタイムフライヤーとジャンダルムは前走着順別成績の不利データに該当していますので、データ的には「消し」の扱いになります。

 

②過去5年の前走レース別成績データ!皐月賞と関連が強いはすのトライアル組が不振傾向に…。

 

続いて、過去5年の前走レース別成績を見ていきます。少し前までは皐月賞トライアルにあたる弥生賞・スプリングステークス組が皐月賞で上位争いを展開するケースが大半を占めていたのですが、過去5年だと前走弥生賞組(サンリヴァル・ジャンダルム・ワグネリアン)が【0-3-2-17】前走スプリングステークス組(エポカドーロ・ステルヴィオ・マイネルファンロン)も【1-1-1-17】という低調な結果に終わっていますので、前走で皐月賞トライアルに出走していた馬の評価は少し割り引いた方が良さそうです。一方、苦戦傾向にある皐月賞トライアル組を差し置いて好結果を残しているのが前走共同通信杯組(オウケンムーン・グレイル)で【3-0-0-1】(連対率75%)という素晴らしい成績を残しています。今年は弥生賞とスプリングステークスのレベルが高いので、久しぶりに皐月賞トライアル組が勝利する可能性もありますけど、データ的には皐月賞トライアル組はあまりおすすめできませんので、穴党の皆さんは皐月賞トライアル組を嫌った馬券で勝負してみるのも良いかもしれません。

 

③中山芝2000mの騎手別成績データ!実績豊富なアノ騎手はコース相性最悪…。

 

最後に、皐月賞が行われる中山芝2000mの騎手別成績を見ていきます(データの集計期間は2014/1/5~2018/4/8)。集計期間内に10勝を挙げているのは戸崎圭太騎手(エポカドーロ)・田辺裕信騎手(ジェネラーレウーノ)・ルメール騎手(ステルヴィオ)・内田博幸騎手(タイムフライヤー)の4名。特に、ルメール騎手は勝率37.8%・連対率54.1%という驚異的な数字を叩き出していますから、皐月賞に限らず、ルメール騎手が中山芝2000mのレースに出てきた時は注意する必要がありますね。他では、M・デムーロ騎手(キタノコマンドール)と岩田康誠騎手(グレイル)も少ない騎乗数であるにも関わらず、勝率10%以上のハイアベレージをマークしていますが、福永祐一騎手(ワグネリアン)は集計期間内で2勝だけ、と苦しんでいるほか、武豊騎手(ジャンダルム)に関しては集計期間内で未勝利という状況ですので、中山芝2000mのレースを苦手にしている福永祐一騎手と武豊騎手は今回も苦戦を強いられるかもしれません。

 

《過去データから見る皐月賞の1着予想》

 

🐎キタノコマンドール

前走着順別成績(すみれステークス1着)・騎手別成績(M・デムーロ騎手)という2つの好走データに該当しているこの馬をピックアップ!関東圏への長距離輸送を経験するのが初めてになりますので、レース当日のパドックの気配を注視する必要がありますけど、ハナを奪ったケイティクレバーがそのまま逃げ切ってもおかしくないスローペースの展開だったにも関わらず、後方から圧巻の差し切り勝ちを決める、という強烈なインパクトを残すレースを前走で見せているのですから、初のGⅠであっても力負けしないのでは?と考えています。賞金の高いレースで存在感を発揮する鞍上も魅力的ですし、外差しが決まってきている今の中山芝コースの傾向もプラスに働くのではないでしょうか。

 

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2017/04/16 第77回 皐月賞(GⅠ)【アルアイン】